楽器の使用頻度、使用環境、個別の楽器の経時変化状況にもよりますが、一般的に、最低でも年に3~4回の定期点検をおすすめします。
ピストン、ロータリー、スライドといった中心となる重要な部分につきましては、金属同士が非常にわずかな隙間で接する繊細な部分になりますので、少しの加圧、キズ、汚れなどで作動が悪くなる可能性もあります。
明らかに調子が悪いかどうかにかかわらず、管楽器修理技術者に定期的に点検を依頼し、その都度、必要な修正作業をすることが常に良い状態で演奏をする為に有効です。
また、楽器の良好な状態をより長く保つためには、日常のお手入れが重要なポイントとなります。
木管楽器と比べて自分でできる作業も多いので、確実な実施が有効です。
お手入れにつきましては「基本編」をご参照ください。